告白



本屋大賞で話題になったらしい湊かなえの「告白」を読む。

中学教諭が自分の娘を殺したクラスの生徒を「告白」することから始まり、 様々な登場人物の視点からの「告白」で事件が語られる。

読者を引き込む力は素晴らしく(特に第一章)、話題性はあるんだろうけれども、こういう作品が世に評価されるのか、と少し落ち込む。
素直に、面白かった!とは言えない作品である。
「ゴールデンスランバー」に続き、どうも本屋大賞とは相性が悪いらしい。

少年犯罪を描くという点では私の中では「午後の曳航」
特にあの最後の一文の衝撃に勝るものなし。

そんな私は「1Q84」を読んでから村上春樹病にかかっております。
やれやれ。

今日は説明会に行き、その後面接に向けて髪を20cmばかり切ってきました。
ショート?ボブ?くらいになりました。
Helveticaの松田さんにはかれこれ3年くらいお世話になっているのですが、 相変わらず変なお兄さんです。

さーて、次はなに読もっかな。